環境に合わせた芝生グラウンド利用の提案

環境に合わせた芝生グラウンド利用の提案

近年地球温暖化が進み、自然界の在り方が大きく変動してきている。
気温の変化による自然界のリズムが大幅に狂ってきているように思われる。
生態系が大きく変化してきており、人間社会にも大きな影響を与えている。

例えば、漁獲高が大きく変化している。
過去とは異なる種類の魚が日本近海で獲れるようになってきている。
今後更に世界の食文化に混乱と不安を与えるものと思われる。

身近なところに目を移すと、雑草が異常生長し、農作業の負担が大きくなっている。
多種多様の雑草が短時間に生長し、稲や野菜の発育を妨げている。
雑草が村の景色を一変させている地域もある。

今年の7月から8月に行われたスポーツ競技会では、人命に関わる問題が起こっている。
そのため、競技時間を変更して行ったり、開催日程を変更する対策も取られている。

屋外スポーツでは、芝生の育成が大きな問題になっている。
7月から8月には、強い日差しの為、芝生の葉が茶褐色を帯びる事態となり、散水の充実や養生が求められた。

以上のことから、1年間の芝生の使用計画を下記のように変更することを提案したい。

・3月中旬~7月中旬(第1期使用期間)
・7月中旬~8月上旬(養生期間)
・8月上旬~12月上旬(第2期使用期間)
・12月上旬~3月中旬(養生育成期間)

年間8ヶ月を使用し、4ヶ月間を養生育成期間とする。
現行の使用期間とほぼ合致すると思われる。

自然環境を観察し、芝生の発育状況に従ってグラウンドを使用していく事が大切である。
よりよいコンディションでスポーツを実施することができ、自然を大切にしていく事にもつながると考える。

次年度に向けて早急に検討していただきたい。

著者について

スポーツイノベーショントヤマ editor