月別アーカイブ 2019年8月27日

水橋高校跡地利用について(学校教育施設から地域創生施設へ)

2022年3月に水橋高校が閉校となる。
富山県の教育施策として体育コースを設け、競技力の向上やスポーツ人材育成に寄与してきた。
慎重に検討を重ねたうえでの決定であったと思われるが、非常に残念なことである。
今後は何らかの形で県のスポーツの発展に関わっていく事が望ましい。

私の思いとしては、学校教育施設から地域創生施設へと移行することを期待している。
新たなスポーツ・文化施設、地域コミュニティー施設、地域防災施設、宿泊施設(食事可能)などを備えた総合型の施設として生まれ変わることが求められる。

具体的な活用方法としては、体育館を富山グラウジーズの活動の拠点として、グラウンドにおいては人工芝を2面設置しサッカー競技の普及・強化に活かしていく。
校舎の使用については地域の人々の憩いの場として、子供食堂や学童保育の場として利用する。
また、200名以上収容できる宿泊施設として設置することで、富山グラウジーズに関わる選手やコーチの宿泊施設として活用する。同じように、サッカー競技においても、当施設を利用する関係者ばかりではなく、日医工スポーツアカデミーを利用する関係者の宿泊施設として利用することで、利用者数を大幅に拡大することができる。

長期滞在型のスポーツ活動が実現できる、魅力あるスポーツ施設を目指すことが重要である。

一方、予期せぬ自然災害が多発する現代において、防災施設としての大きな役割を担わなくてはいけない。
災害時における宿泊可能な緊急避難場所としての機能を備え、地域の重要な防災拠点として存在させることも必要である。

地域から未来を見据えた意見を関係機関に提案していきたい。

カターレ富山が賑わいをリードする

6月の県のスポーツ推進委員会において、スポーツを通じて地域の活性化をさらに加速することが提案された。

スポーツ関係者にとっては大変ありがたいことであると同時に、スポーツを通じて郷土の発展に寄与する具体的なアクションを起こさなければならないという使命を示唆されたようにも思われる。
サッカーを通して地域の活性化を図るには、どのような事業を展開していくべきか?

やはり、J3カターレを中心にした事業展開が骨子になるようなものがベストであるように思われる。
例えば育成年代(U-12.11.10)において、カターレカップを開催し、地域におけるクラブの認知度をより向上させる。
また、青少年の人的交流を促進させ、健全育成事業としての役割も果たすことが肝要である。

さらにシニア年代のカターレカップ(O-50.60)を開催することで、地域コミュニティーの向上や生涯スポーツへの取り組みとして大きな役割を果たす。
これらの事業を展開することでクラブへの愛着が育まれ、結果的にリーグ戦観客動員数の増加につながる。
より魅力ある感動的な時間を共有することができる。
この体験が日々の生活の活力を生み出し地域に賑わいを創設すると考える。

令和の時代に新たな事業を展開し、カターレが富山スポーツ界をリードし県民を大いに賑わかせてもらいたい。

スポーツ推進委員会の行方

富山市城址公園前の開発情報が先月発信されましたが、その後、どのような状況になっているのでしょうか。

ホテルの3・4階に備えられるスポーツエリアは、どのようなイベントが可能なのかとても興味があるところです。
個人的にはJFAのFリーグ(フットサル競技大会)を計画的に招致して、年間を通してスポーツの魅力を富山から発信して欲しいと考えています。
冬期間室内での熱い戦いが可能なスポーツが増えることはとても意義のあることだと考えています。

また、6月に県レベルでスポーツ推進委員会が開かれ、スポーツを通して地域の活性化を推し進めるとの報告がありました。
現在どのようなことが検討されているのか?
11月会議にむけてのアプローチが全く見えてこないことが危惧されます。全てが出来上がった状態で公表されることはとても残念なことです。

途中経過を公表し県民の意見を反映しながら事業を進めていただきたい。
全ての事業においてこのように進めることは無理かと思われますが・・・。